主を守る、という種族的な本能で僕はこうして戦っているけれども。
血塗られた刃を見て、どうも納得がいかなくなる。
僕は、どうして戦っているのだろう?
どうやら周りから見た僕は、気がついたらいなくなっていて、気がついたら傷を負ってそこに立っている、という印象らしい。
まぁこの際このことに関してはどうでもいい。
僕は主を守るためにやっているだけ、それだけのことなのだから。
だけど、やっぱり血塗られた刃は、本能を否定しているようにも見える。
主を守るために、僕は汚れた仕事を引き受ける。
他のみんなのように煌びやかで美しい世界の中にはいられない、そんな気がする。
もしかしたら本当は、主を守りたいという気持ちよりも、みんなと一緒の空間にいたいだけなのかもしれない。
それでも僕は主を守らなければならないから。
それが主を守る騎士としての宿命。
否、騎士であることよりも先に、主を危険にさらすものを排除する力に目覚めた勇敢なる戦士としての宿命。
こうして今日も、自分の心に不安を抱えたまま、敵を切り裂く――。
こういう意地っ張りの形もありだと思います。
本当は皆と一緒に煌びやかな世界にいたいんだけれども、種族的な本能のせいにして今日も画面から見切れる。
さらに言えば調子に乗りすぎて血塗られた刃を振りかざす。
ルイルイの主は勿論ツバキな。
うちの主戦力です。攻撃に努力値振ったので鬼です。脆いけれども。
にしても最強って……みんな防御低いよね……。
ヤタさんといいマヤやんといい、ロズレ姉様といいふーくんといいディエン兄といい……。
でもロンワン姉さんとミロ様、それとコイコ姐さんは結構使える。
……あれ?うちのメンツはこいつらが最強だよな……抜けはないよな?
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