忍者ブログ
ノマから薔薇百合えろぐろ何でもありですよ。 見るなら自己責任。あ、でも薔薇はなさそうです。
| Admin | Write | Comment |
カレンダー
11 2025/12 01
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
アクセス解析
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

俺はするんだ。

酒一合と一杯飲んだ後に書いてるんで誤字脱字等あるかもしれませんがここはアレだ、愛嬌で。
ここはあんだーぐらうんど。
何というか…うん。個人的に隔離しときたいなって思ったものを隔離します。そこが日記のSSとの違い。
今まで5月10日に書いてたのを、いよいよ数が多くなってきたのでちょくちょく隔離していきます。

えと、ごめんね暴言吐いて。
だけどそれにも訳があったんだよっていう。

「ウザい、消えろ、氏ね」

そう言って相手を遠ざける。
構ってくるな、本気でそう思ってるから。

俺が発する言葉のすべてがぐさぐさと刺さっているのは、もちろん知っている。
それでも笑顔でいるのも知っている。
その笑顔がほんの少しだけ、本人ですら気付かないほど少しだけ、ほんの一瞬歪んでいるのも知っている。
それに罪悪感を感じないわけがないだろ?

本当は話もしたいし持ってくる菓子も食べたいし、遠ざける理由は一つもない。
だけど俺に構ったら、怪我どころじゃあ済まないから。
もっともっと穏便な解決の方法もあるだろうけれど、そんなんじゃお前が聞くはずもないことくらい知ってるから。

「キミはそれしか言えないの?本当に語彙力がないねぇ」

汚い言葉を吐くことはなかったから、俺が知ってる精一杯の汚い言葉を吐いて。
見た目もそれに見合う格好をして。
馬鹿の一つ覚えのように同じ言葉しか吐かない、アホなやつを演じる。

「るせぇんだよ。早く消えろ、氏ね」

喧嘩をするのが好きな、気性の荒い"フルート"を演じ続ける。
俺のことを嫌いになって、お願いだから。
構うのをやめて、別な奴にでも持っていけばいいだろ?どうして俺なんだ。
なにもないまま、この関係を断ち切らせて。

それでも、構ってくるお前が悪いんだよ。
俺はこんなこと言いたくなかったのに、構ってきたお前が悪いんだ。

「――誰も食わねぇのに作ってくんな、材料が勿体ねーだけだろ」

それがどんなに相手を傷つけるかも知っていた。
言った瞬間、ものすごい痛みが心臓を突き破った気がした。
俺には耐えられるはずもなかった。
それでも言わないと、相手にはわからなかった。


今まで面倒なほど構ってきていたやつが消えても、なにも感じない。
感情を奪われたから。

それからどうするべきかという知識も、俺にはない。
知恵を奪われたから。

唯一残されたのは、俺が自ら動こうとする、意思。

「……食べようが食べまいが関係ないだろ。忘れるわけあるか」

思い出すのは菓子の甘みではなく、いかに遠ざけさせるか悩んだ苦い思い出。
どんなにギターを鳴らしても、うるさいからやめたまえ、そんな忠告も受けることのなくなった世界で。

「――あぁ、消えて清々した」

歪んだ世界がさらに歪んで滲んで見えて、また一人になった世界で呟いた。

これでよかったんだ。
そう、これで。
もう誰かを傷つけるのは、終わりにしようか。






フルートオリジンは穏やかで抜け目がないのです。アナザーは素直で喧嘩をするのが好き…だったかな。
本当は穏便に解決することもできたけれども、わざと暴言を吐くことで嫌いになってもらって、どこかに行って欲しかったのです。
フルートはきっと過去にいろいろやらかしたんです。だから近づくと危ないよ、みたいな。
抜け目がないから馬鹿を演じ続けてもボロが出ない。
つまるところはツンデレかもしれないです。


PR
この記事にコメントする
NAME:
TITLE:
MAIL:
URL:
COMMENT:
PASS: Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする
│HOME│  Next ≫

[9] [8] [7] [6] [4] [1]

Copyright c 赤白花畑時々棘有。。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog / Material By Mako's / Template by カキゴオリ☆
忍者ブログ [PR]